2016年FIA-F4 Rd.3-4 富士スピードウェイ レースレポート

2016.05.09

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP CERTIFIED BY FIA
ROUND3-4 FUJI SPEEDWAY

第3戦 予選:11位 決勝:6位
第4戦 予選:10位 決勝:6位

【富士スピードウェイ】
全長   :4,563m
高低差  :40m
コーナー数:16ヶ所

--------------------------------------

Practice Session

■木曜日
シーズンオフの練習でも走り込んでいた富士スピードウェイ。開幕戦の岡山で気付いたことが非常に大きく、それを木曜日に試していきました。
今回はエンジニアさんが持ち込んで下さった初期セットアップが非常に良く、最初から車で悩むことなく純粋に自分の走りを良くすることに集中して練習することができました。

昨年は自分の車の動かし方とセットアップを同時に短期間で合わせ込んでいっていたため、どちらも中途半端で終わってしまっていたのかなと思いました。それ程今回はドライビングに集中して練習走行をこなしていきました。自分の課題がステアリング操作にあり、それは全てのコーナーに影響していることなので中々簡単には治すことができなかったのですが、30分間ずつの練習走行の時間をフルに使って修正していきました。

木曜日の最後にはある程度安定した走りができるようになり、また金曜日に向けて少しマシンセッティングを探っていくことができました。

■金曜日
金曜日の練習走行は実際に富士スピードウェイでタイムを出していくために特定のコーナーを集中的に練習していきました。特に自分の課題はセクタ-3にあり、FIA-F4ではどうすればタイムが出るのか?「ライン取り・進入の車速・ボトムスピード」を徹底的に修正していきました。

外から見ていたチーム監督やシミュレーターエンジニアさんにもご指導頂きながら自分の走りを作っていきました。木曜日は自分の走りを作るため一人で走ることが多かったのですが、金曜日は予選シミュレーションも兼ねて積極的に他の人と一緒に走るようにしました。

上手くまとめられる周も増えてきて、かなり自分の走りにも自信を持って予選に挑むことができました。

■Qualify
前回の岡山では赤旗が続出し荒れた予選になったため、今回の予選もそこに注意しました。ただ最初の5分程度はピットで待機し路面含めコンディションが良くなるのを待つという若干攻めた作戦でいきました。速い選手に合わせてピットアウト、そこで丁度赤旗が提示されピットクローズとなりました。赤旗によってアタックできる時間は短くなりましたが、速い選手が固まっている場所からスタートすることができました。

残り20分ほどで予選再開。前の速い車に離されないよう食らいついていきましたが、1周目の1コーナーで1台抜かれました。その車両が中盤からペースが上がらず、ただ自分も早い段階で追い抜くことができませんでした。

そこで頭をしっかり切り替えて前との間隔を空けられれば良かったのですが、間合いの取り方が足りず第3セクターで100%の自分の走りをすることができませんでした。”ストレートスピードを上げること”に意識が行き過ぎてしまい、セクター1でもスリップストリームを使おうとしてしまったことが敗因だったと思います。

マシンセットアップ、またセクター2までの走りは非常に良く、正しくアタックをしていればより上位も狙えただけに悔しい予選となりました。

--------------------------------------

■Round3&4 Final
スタート直後の接近戦には自信があり、今回もいつも通り力強くバトルをすることができました。バトルのレベルも高く、一触即発な展開が第3戦・第4戦共に続きました。 予選までに課題であった最終コーナー立ち上がりの車の向きとステアリングの角度に気をつけながら前を追っていきました。レース前半周りのドライバーのタイムが上がらないうちに少しずつ前のドライバーとの差を詰めていくことができ、自力で順位を上げていくことができました。特に自分のタイムの良かった第2セクターが安定していたのがとても良かったです。

ただ後半、前のスリップストリームが使えなくなってきた際になるべくストレートを速くしようとしてコーナー進入のラインがワイドになっていってしまいました。そのためプリウスコー
ナー・最終コーナーの進入で距離を合わせられ、スリップを使われてしまうという悪循環になってしまっていました。レース中に気付いて改善することができれば良かったのですが、すぐに走りを変えることができなかったのが今回の一番の課題でした。自分で上げていった順位を自分で下げていってしまったという、”自分の強さ”を見せられなかったのが悔しかったです。

今回は準備不足そして吸収力の低さが露呈した悔しいレースになりました。次の菅生までの2か月半、今自分にできることを全てやっていき自分のポテンシャルを最大限発揮できるよう準備をしていきます。

強くなって戻ってこれるよう頑張りますのでこれからも応援宜しくお願い致します。

根本悠生

--------------------------------------

REPORT PDF
http://www.yukinemoto.com/report/pdf/2016_fiaf4_rd3-4_fuji.pdf