2016年FIA-F4 Rd.7-8 スポーツランドSUGO レースレポート

2016.07.28

F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP CERTIFIED BY FIA
ROUND7-8 SPORTSLAND SUGO

第7戦 予選:8位 決勝:DNF
第8戦 予選:9位 決勝:3位

【スポーツランドSUGO】
全長   :3,737m
高低差  :69m
コーナー数:13ヶ所

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Practice Session

■木曜日
 スポーツランドSUGOは昨年非常に苦しめられたサーキット。そのため、事前練習から昨年以上に集中して走行を行いました。チームが所有するレーシングシミュレーターで100周以上走り
込んでいたこともあって、最初のセッションから違和感なく走行を開始することができました。今回もエンジニアさんの持ち込みセットが非常に良く、ただより良い車を作るために細かい変更を加えていきました。

 今回のSUGO戦からドライビングアドバイザーに関口雄飛選手に就いて頂きました。このFIA-F4を走らせる上でのベストな運転を二人で考えつつブラッシュアップしていくことができました。ここ菅生は前戦の富士に比べても3.7kmと少し短いサーキットなため、練習走行中も他のドライバーとバトルの練習をすることができました。抜きにくいレイアウトなため、前の車との間合いの詰め方など実際のバトルを見据えた練習もすることができました。

■金曜日
 今回関口雄飛選手にアドバイザーとして来て頂いたのですが、走りの面だけではなくコメントの面での課題を指摘していただきました。車が今どういう状態なのかを正しい言葉でエンジニアさんに伝えなければならないのですが、もっと精度を高く、より正確にしなければならないと感じました。金曜日のセッションは45分・55分と長かったため、セッション中のセットアップ変更で間違った方向に行かないように注意してコメントしていきました。またニュータイヤを投入した時のフィーリングの変化量や、凄腕のスーパ-GTが走行した後の路面変化を考慮したセットアップを作っていくことができました。

■Qualify
 練習走行から実際の予選の出走順で走り始めていたため、周りのドライバーとのタイム差の感覚は掴んでいました。前のルボーセの車両に着いていこうと考えていたのですが思っていたほど彼らの序盤のペースが上がらず、かなり混雑していて前回の富士戦と同じように自分の走りができないと思い空いているスペースを探すためペースを落としました。スペースを見つけてからは赤旗の可能性も考えて早め早めにタイヤを温めアタックをしていきました。

 1週間合いを開ける意味とタイヤのクーリングの為ペースを落とし再アタック。後半内圧も合ってきていいペースでアタックをすることができましたがトップからは0.461秒遅れた8位&9位で予選を終えました。

 上位はタイム差が非常に少なく、恐らくほぼ単独走行の中では限界に近いところまで持ってこれたのではないかなと思います。ただもっと位置取りを上手くやり、他者のスリップストリームを使えていなければポールポジションを取ることはできないと思います。次戦の富士は菅生以上にスリップが大事なサーキットなので十分に気を付けていきたいと思います。

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■Round7&8 Final
 今回はメンタルアップ・フィジカルアップを全てしっかりこなし、またチームマネージャーの大倉さんにストレッチングもやって頂いたのでレースに向けて万全の準備をこなすことができました。監督の内間さんとアドバイザーの関口雄飛選手に教えて頂いた、より効率の良いタイヤの温め方を実践しスタートまでになるべく内圧を上げるよう意識しました。

 第7戦のスタートはまずまず。相手の位置を見ながら1コーナーを抜けました。その時、周りのドライバーよりもグリップ感が良く自分の思うラインに車をしっかり乗せることができた為、2コーナーで前の車のイン側に飛び込み勝負を仕掛けました。半車身まで並ぶことができましたが、コーナー出口で相手のラインと自分のラインが交錯してしまい、接触→リタイヤとなりました。相手との間合いの取り方が合わず接触してしまいましたが、自分なりに攻めた結果でした。ただそこでリタイヤしてしまったのは非常にもったいなかったので次戦以降は攻めの姿勢は変えずにもっと冷静に相手のラインを見極めていけるよう心掛けていきたいと思います。

 第8戦はレインタイヤでドライ路面スタートでした。相手が慣れない状態でタイムが上がらない中、タイヤをセーブしつつ前半からしっかり攻めていくことができました。その中でも課題だったのが、「回復していく路面により早く順応すること」「タイヤの限界をもっと高い精度で感じること」でした。9位スタートから自力で6台抜いていくことができたので悪くない結果ではありますが、前半タイヤのことを気にし過ぎてしまったためペースを上げ切ることができませんでした。イレギュラーなコンディションでも、次は表彰台の真ん中に立てるように努力していきます。

 昨年の最終戦以来の表彰台を獲得することができ、またアドバイザーに関口雄飛選手に就いて頂いたことで新たな発見が非常に多かった週末でした。次戦の富士まで二週間ありますので、どうすればあと2つ順位を上げられるのかしっかり考え万全の準備をしていきたいと思います。

 今大会もたくさんの応援ありがとうございました。次戦はホームとも言える富士。スリップの使い方や間合いの取り方、セットアップに対するコメント等今回の課題をクリアし3連勝できるよう頑張ります。引き続き根本悠生の応援をよろしくお願い致します。

根本悠生

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REPORT PDF
http://www.yukinemoto.com/report/pdf/2016_fiaf4_rd7-8_sugo.pdf